株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
マーチン・フォウラー チーフサイエンティスト , ThoughtWorks 過去数年にわたり、「ライトな」ソフトウエア開発手法が急速に関心を集めつつある。それらは、官僚制に対する解毒剤とも、ハッキングのライセンスとも見なされているが、ソフトウエア関係者全ての興味をかきたてている。このエッセイで、私は「ライトな」開発手法の単に「軽い」側面だけでなく適応的な性質や人間中心主義に着目しながら、それらが流行る理由について掘り下げてみたい。また、この系統のプロセスに対してサマリーとリファレンスを提供し、この踏み出されてまもない道を行くべきかどうかを選択するために、考慮すべき要因について考えてみたい。 開発手法ゼロから、重量級の手法へ、そして「ライトな」手法へ 予見的手法 対 適応的手法 デザインとモノ作りを分割する だいたい仕様を予見できたことがない 予測は絶対に不可能なんだろうか? 予見不可能なプ
システム開発を効率化するために、過去に開発した資産の“流用”がよく行われている。エクスプレス開発の場合、最初から“再利用”を前提に開発を行い、その“開発思想”を記録として残すことで、より積極的に既存資産を活用する。 前回『“すべてを任せてもらえる「専門家」になろう 』では、顧客企業との打ち合わせの早い段階で、SEが「専門家」と認められれば、スケジュールを含めたあらゆる提案が受け入れられやすくなる──すなわち短納期化に貢献する、といったことを解説しました。 ただ、これは短納期化に不可欠な要素ではありますが、直接的に寄与するわけではありません。短納期化には、もっと具体的な考え方や方法論、そして、日ごろからの準備や工夫が必要なのです。今回は、そうした短納期化の方法論の1つとして、「システムの再利用」について解説したいと思います。 “流用”と“再利用”は違う SEやベンダのスタッフは「過去の開発資
近年、顧客要求の多様化により製品が多品種化・短命化し、製造業ではデザインレビューや市場品質トラブル対策など多くの品質コストを費やしています。 そのような環境下で、品質保証された部品や中間品の組合せ設計(モジュラーデザイン)がリードタイム短縮や品質向上のために有効であると言われており、以前にも増してこれらの業務改革の短期間実現が要求されています。
Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 「現在コンピュータ業界のリーディング企業が一体何で儲けているのか、今後どちらに向かおうとしているか、各社の取組みや戦略を公開情報から分析」すると言ったのですが、個別企業の戦略・取組みを考える前に、まずは業界全体がどういう競争原理で動いているか、私の理解をまとめたいと思います。 コンピュータのそれぞれの部品が相互依存的な関係にあり、1つの会社が全体を開発する必要があった時代から、IBMのシステム/360によって、それぞれの部品が独自に進化を遂げることが可能になったため、イノベーションのスピードが著しく加速した というのが「コンピュータ業界に訪れた転換点とは」で書いたことです。 これを、「製品アーキテクチャのモジュール化」という観点で
ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。 組織の問題で顕在化しているのは「氷山の一角」である。多くの問題は、潜在化していて、長く放置しておくと慢性化してくる。慢性的問題は、チャレンジをする気持ちをおさえる。これが機会損失の原因である。この解決には、氷山の全体を見る洞察力と深く原因を追求する解析力が必要である。 製品開発段階の潜在的問題として代表的なものは設計変更である。しかし、多くの会社で設計変更は改善すべき問題とは思われてない。品質の良いものを安く作るため、又は顧客や後工程からの要求に対応する変更は避けられないものとして処理される。ところが、変更は設計への手もどり、手直しとなり、開発の後になるほど、変更処理にともなう損失も製品の原価も高くなる。また、コストダウンの目的で行った設計変更が後で品質問題を起こしコス
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