2002年、ニューヨーク、ハーレムでのマイケル・ジャクソンの、人種差別に関するスピーチが翻訳されている。すこし長いが引用する。 『 私が6歳か7歳くらいだった時の、遥か昔のインデアナでのことを思い出します。 私はパフォーマーというか、皆さんもご存知でしょうが、エンタテイナーになりたいという夢を持っていた。 夜寝ている時いつも、母は私を起こしてこう言ったものだ、 「マイケル、マイケル、ジェームズ・ブラウンがテレビに出てるわよ!」 と。 私はベッドから飛び起きて、ただ画面を凝視したものだし、すべてのツイストやターンや腰を動かしたり、グラインドしたりしようとしたものだ。Jackie Wilsonも出てきた。他の有名人もたくさん次から次へだ。本当に目を見張るような、際限もないような偉大な才能の連続だった。 この時のアーティスト達が現実に一文無しな状態なのを見る事は本当に悲しいことだ。 彼等は世界中