このように、アスペクト比・アクティブエリアは同じなのに、LP101WSAの縦方向の解像度は600になっている。 Webサイトにあるデータではピクセルピッチは同じだが、その後に書かれている数字は違っている。これは1インチあたりのピクセル数で、LP101WSAに記載されている121という数字は、縦方向のピクセル数となる。 つまり、16:9のアスペクト比で1024x600の解像度WSVGA液晶は各ピクセルが正方形ではないということだ。 1:1ではなく、横が1で縦が0.96となる。 ピクセルが正方形なら、図形などを描写するとき、正確な円や正方形が書けるが、正方形でなければそれができない。実際には目視で書くのはほぼ不可能で、ソフトウェアが自動的に補正することが多く、ほとんど影響はない。 しかし、該当製品を使用している方は、写真にしろ、図形にしろ、画面に表示される全てが、縦方向に若干ゆがんで見える