同社は15年前、町田街道沿いに開業。主にメーカーサポートが終了した重機や建機、工具の修理を手がけている。数年前から会社前のスペースに重機に混じって子ども用の乗り物が増え始め、人目を引くようになった。 岩田智社長は約8年前、子ども時代に憧れていたというレトロゲーム機の収集を始めた。機械修理のスキルを生かして、故障したゲーム機を安く仕入れて再生。社内に、「ポールポジション」初号機、「ジョッキークラブ」、駄菓子店向けの筐体(きょうたい)「カーアクション」、テーブル筐体「スペースインベーダーアニバーサリー」、エレメカ式アーケードゲーム「キャンディクレーン」「ちびっこらんど」「坊主めくり」など数十台がひしめく。 コロナ禍前は、子ども祭りや福祉施設などでゲーム大会を開いていた。「昔のゲームは操作が簡単で、はまる。自分で修理できるから、子どもが触って壊しても構わない。喜んでもらって、『ゲームのおじさん』