丁寧に描いたイラストなのに塗りと線画が馴染まず、意図もせずに、なぜか塗りと線画が別々のような印象になってしまうと残念ですよね。 近年のイラストテクニックのひとつに、塗りと線画を馴染ませる効果がある「色トレス」という技があります。色トレスを使うことでイラストに柔らかい雰囲気を持たすことができ、仕上げとして使われることが多いです。 例えばこちらのイラストで、色トレスのBefore-Afterを比べてみてみましょう。全然印象が違うように見えませんか? 特に水や毛先のような柔らかいものは輪郭線がハッキリし過ぎると、硬く見えてしまうので色トレスをすることをオススメします。 今回は、そんな仕上げテクニック「色トレス」のやり方をご紹介いたします。 塗りが線画に馴染まない主な原因 はじめに実例を見て、なぜ線画と塗りが馴染まないのか考えてみましょう。 迷い線の少ないしっかりと描かれた線画と、ブラシ塗りや中間