昔から好きなジャンル(と言っていいのか自信ないけど)にパニック小説というものがあります。 その個人的な経緯については一度に書いたので省きますが、要は何らかの現象によって日常から否応無く非日常へと叩きだされた人々がパニックに陥ったり時には争ったりしながらも、生き延びる手段を模索しようとする様を描く小説、と言ってよいでしょうか。 不特定多数が居合わせた建物・乗り物あるいは街単位から果ては全世界までの範囲を対象とするのがパニック小説と認識しています。 登場人物が限られ、生き延びる(脱出する)ことが主題となっている場合はサバイバル小説になるとして除外したわけですが、そのあたりの境目は曖昧かもしれません。 ちなみに英語ではDoomsday Novelというそうで、Doomsdayを直訳すれば「終末の日」。 うん、確かにわかる気がしますね。 内容によってSF・ホラー・ミステリとも言える場合もあります。