こんにちは、遠藤大輔です。フリーのグラフィックデザイナーとして活動しつつ、ニューヨークにあるプラット・インスティテュートという美大でコミュニケーション・デザインを教えています。 この10年ほど、グラフィックデザインやタイポグラフィのクラスを担当する中で、たくさんの素晴らしい本との出会いがありました。その中でも、これまで何度も学生たちに薦め、繰り返し授業で引用してきたデザインの定番書を5冊ご紹介したいと思います。 デザインの定番書といっても、明日から使える「レイアウトの組み方」や「フォトショップの使い方」などのハウツー本ではありません。デザインの「作り方」も大切ですが、今回は、デザインの「考え方」について書かれた本をお薦めしたいと思います。 これらの本を読むと、デザインの背後にある理論、つまりロジックがわかります。デザインがどういう構造や仕組みで機能しているのか、理解できるようになります。さ
