ブックマーク / trebuchet.hatenablog.com (3)

  • マンガ100 - 装置

    周囲でマンガを100挙げるのが流行っているのでやってみようと思います。でも一気にやるのはしんどいので暇なときにちょっとずつ進めます。 これは嘘ですが、この流行りのきっかけには「さいきんいろんな作品集出てるけどどれもこれも団塊世代の視点で作られててムカつくよね」という会話がなかったこともないとのことです。嘘はどうでもいいですが、何らかのプロパーみたいな作品リストを挙げても仕方ないし、初めっから自分語りとして作品を列挙すればいいということなのだと思います。多分これも嘘ですが……。なので、必読とか良いマンガとかそういう冠はきっと不要なのでしょう。私はマンガを100挙げる。それ以上でも以下でもないのです。 1. 平野耕太『ヘルシング』 卒論の題材にしたら優秀卒論賞をいただき、賞金として5000円もらった。その後の打ち上げで調子に乗って飲みまくってたら終電を逃し、5000円はタクシー代になった。

    マンガ100 - 装置
  • 『チェンソーマン』の糞とゲロ - 装置

    はじめに 以下の文章は、藤本タツキのマンガ『チェンソーマン』に出てくる糞とゲロについて色々考えたものだ。 この文章はもともとは『チェンソーマン』第1部の内容に基づいて書いたもので、11月の文フリで出すマンガ批評同人誌に載せる予定だった。しかし書いている最中は『チェンソーマン』第2部が7月から連載再開することを何故かすっかり失念していた。7~11月の展開を知らない状態で書いた『チェンソーマン』論を出してしまうのはちょっとマズい。なので、元々の文章に加筆訂正してブログ公開することにした。場合によっては、再修正版を同人誌に改めて収録するかもしれない。 もうちょっと同人誌の話をさせてもらうと、11月に出す同人誌は「不快」をテーマに設定した。簡単に言えば、最近はあらゆる場所で楽しむことが至上命題とされていて、不快なものは端的に遠ざけるべきということになっている気がするんだけど、当は不快感とか嫌なも

    『チェンソーマン』の糞とゲロ - 装置
  • これから「ルックバック」についておしゃべりしようと思っている人に注意してほしいこと - 装置

    ※以下加筆部分 この記事は、2021年8月2日に行われた作品の「修正」および同年9月発売の単行『ルックバック』よりも前に書かれたものであり、一番最初に公開されたバージョンに即しています。最初のバージョンは今ではアクセスが難しくなってしまいましたが、公開当時の反応の一例を残しておくことにも一定の意味があろうと思いますので、そのまま残してあります。 ※加筆ここまで 2021年7月19日に『ジャンプ+』で公開された藤本タツキの中編「ルックバック」は、公開直後から大変な反響を引き起こしている。良し悪しという意味での評価は別にして、この作品は読者に何か語らせずにはおかないというか、裏読みのようなものへの欲望を喚起せずにはいない構造がある。"Don't Look Back in Anger"をはじめとした、作品の至るところに散りばめられた「元ネタ」の数々、「バック」=過去=背中=……といったモチーフ

    これから「ルックバック」についておしゃべりしようと思っている人に注意してほしいこと - 装置
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