はじめに インターネットが一般に普及した現在、電子メールはインターネット利用者の大半が使うコミュニケーションツールとなりました。 それに伴い迷惑メールが増加し、更にウイルスを配布するような攻撃にもしばしば利用されるようになってきました。 加えて近年では、今までの迷惑メールのような無差別な配布ではなく、特定少数を標的とした標的型メール攻撃と呼ばれる攻撃も散見されるようになってきています。 標的型メール攻撃において攻撃者は、企業情報、個人の Web ページや ブログ、メーリングリスト等から特定の個人情報等を入手し、知り得 た情報をもとに標的とされた特定の組織向けにメール文面などをカスタマイズし、その会社の幹部社員などからの社内文書や、組織が関連している分野の資料を装ったメールを作成します。 攻撃者は、標的となったユーザがつい開いてしまうような電子メールを送付することによって、ユーザにメールに添
第10-44-202号 掲載日:2010年12月 6日 独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC) IPA (独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、2010年11月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。 (届出状況の詳細PDF資料はこちら) 2009年から2010年にかけて猛威を振るったガンブラー※1ではウェブサイトを閲覧しただけで、利用者のパソコンにウイルスを感染させられてしまう"ドライブ・バイ・ダウンロード(Drive-by Download)"攻撃の手法が使われていましたが、この手法を用いて国内の多数のウェブサイトに影響を及ぼした新たな攻撃が、2010年9月と10月に相次いで発生しました。今後も様々な形で"ドライブ・バイ・ダウンロード"攻撃が行われると思われるため、引き続き注意が必要です。 ここでは、改めて"ドライブ
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