来年書下ろしのお約束をいただいている山田正紀先生より 構想についてメールをいただきました!! タイトル: 『クトゥルフ文法帳』 ↓ここから 「どうして函館は、くり返し大火にみまわれるのか?」 函館に在住する、若き、しがない作家志望の水島は、 ひょんなことから小樽の古代文字が「クツゥルフ」を呼び出す呪文であることを知る。 5体の協力な妖怪が呼び出されるのだという。 いままさにその呪文を使って妖怪たちが北海道に召還されようとしている。 そんなことになれば世界は滅びるだろう。 何としても水島はそれを防がなければならない。 呪文の力に対抗するのには言魂の優れた使い手である作家たち、 それも現代のやわな作家たちではとても太刀打ちできない、 過去の文士たちが召還される必要がある。 かくして大文豪にして老獪 夏目漱石 若き反骨の鬼才の文士 石川啄木 エキセントリックな天才文士 宮沢賢治 可憐にして華麗な