[サンティアゴ 12日 ロイター] チリ造幣局は、国名が間違って刻印された硬貨を流通させたとして責任者を解雇した。同局の関係者が12日、匿名を条件にロイターに明かした。 50ペソ硬貨(約10米セントに相当)で、「Chile」が「Chiie」とつづられていた。2008年に数千枚が製造されたが、昨年末になって初めて発覚した。 この関係者によると、一部のコインは今も出回っており、貨幣としての価値は額面通りだが、「希少価値があると、買い占めようとしているコレクターもいる」という。 【関連記事】 ・ チリ大統領選で中道右派のピニェラ氏が勝利、政権交代へ ・ チリで「ピエロ祭り」、ブラジルやスペインからも参加 ・ チリ、地上デジタル放送で日本方式を採用 ・ ホットストック:日鉄鉱業が堅調、チリの銅鉱山に最大150億円投じ開発との報道 ・ 〔話題株〕日鉄鉱業:チリの銅鉱山に最大150億円