アスキー・メディアワークスから発行されている電撃文庫『狼と香辛料』の作者・支倉凍砂先生のインタビューをお届けする。 『狼と香辛料』は可憐な少女の姿をした狼の化身ホロと、各地を旅する行商人クラフト・ロレンスの旅路と心の交流を描いたファンタジー作品。イラストは文倉十先生が手がける。ホロとロレンスが道中で繰り広げる洒脱(しゃだつ)なやり取りや、商人同士の静かで熱い駆け引きが丁寧に描かれており、中世ヨーロッパをイメージさせる世界観でありながら、いわゆる“剣と魔法の世界”とは一線を画した内容で注目されている。 2009年7月からは、第2シリーズとなるTVアニメの放送がスタート。さらに『電撃マ王』では、小梅けいと先生によるコミック版『狼と香辛料』が連載中となっている。では以下に、支倉先生のインタビューを掲載していくので、本作のファンだという人は、ご一読いただきたい。 ――アニメ第2期をご覧になっての感