「写真に写り込んだ抱っこ紐がブランド品だった」だけで炎上するネット社会。ネット炎上は、企業の広報担当者や著名人に限らず、一般の人にとっても「身近な問題」となっている。そもそも、なぜ、ネット炎上は起こるのか。自分や家族が巻き込まれるのを防ぐ手立てはあるのか。また、中学生や高校生を苦しめる新しいネット炎上の形である「ネットいじめ」の特徴とは? 4人の識者に聞いた。 (ライター・杉原環樹、吉田真緒、福島奈美子/Yahoo!ニュース編集部) <ネット炎上を生み出すのは「正義感」> 山口真一・国際大学グローバル・コミュニケーション・センター講師 <一般人のネット発信には、いまやリスクしかない> 中川淳一郎・ネットニュース編集者 <外から見えづらい「ネットいじめ」の構造> 藤川大祐・千葉大学教育学部教授 <誰もが「ネットビギナー」だという自覚を持つべき> 小木曽健・グリー株式会社 安心・安全チームマネ