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2009年5月13日のブックマーク (3件)

  • 運命の人 - 池田信夫 blog

    1972年に起こった西山事件小説にしたもの(3・4巻は未刊)。事実関係を忠実にたどっているので、率直にいって小説としてはあまりおもしろくないが、事件を知らない人には読んでほしい。この事件は、日がいまだに法治国家になっていない現実を示しているからだ。 沖縄返還に際して、米軍の移転費用の一部を日側が負担する密約があった。当時の担当局長が密約の存在を認めているのに、外務省はいまだに密約の存在を否定している。司法もこれについて判断しないで「情を通じた」などの取材方法を理由にして、記者を有罪にした。西山太吉氏が国に対して起こした損害賠償訴訟も、最高裁で敗訴した。国家権力の濫用に対する最後の歯止めである司法が機能していないばかりか、行政と結託して国家犯罪を隠蔽するのが、日という国なのだ。 しかし新たに情報公開訴訟が起こされ、民主党の岡田克也副代表は「政権をとったら沖縄返還に関する情報をすべ

  • まず隗より始めよ - 内田樹の研究室

    授業の合間に取材が二つ。 ひとつは三菱系のシンクタンクから「10 年後の日はどうなるか」というテーマで。もうひとつは資料請求者に配布するリーフレットの「神戸女学院大学って、こんな大学です」というパブリシティ。 両方で同じような話をする。 同じ人間が続けて話をしているのだから、内容が似てくるのは当たり前であるが、それにしてもそれは「10 年後の日が神戸女学院大学のような社会になる(といいな)」というふうに私は考えているということを意味している。 何を荒誕なことを、と笑う人がいるかもしれないが、これは私にとってはごく自然な考え方である。 今自分がいる場所そのものが「来るべき社会の先駆的形態でなければならない」というのはマルクスボーイであったときに私に刷り込まれた信念である。 革命をめざす政治党派はその組織自体がやがて実現されるべき未来社会の先駆的形態でなければならない。 もし、その政治党派

    tekehiko
    tekehiko 2009/05/13
    『「公正で人間的な社会」はだから、そのつど、個人的創意によって、小石を積み上げるようにして構築される以外に実現される方法を知らない。』
  • Martin Fowler's Bliki in Japanese - 技術的負債

    http://www.martinfowler.com/bliki/TechnicalDebt.html システムに新しい機能を追加するとしよう。2つのやり方があるはずだ。ひとつは、早いけれど、ぐちゃぐちゃになるやり方(将来、変更が困難になることは分かっているよね)。もうひとつは、キレイな設計だけど、導入に時間のかかるやり方。 「技術的負債」とは、Ward Cunningham が作ったメタファーである。上記の問題について考える際に、この言葉が役に立つ。このメタファーを使うと、早いけれど汚い解決方法は(ファイナンスの負債と同じく)技術的な負債が発生する、ということになる。 通常の負債と同じく、こちらの負債も利子を払う必要がでてくる。 早いけれど汚い設計を選んだせいで、将来の開発において余分な労力をさかねばならなくなる、というわけだ。 これからずっと利子を払いつづけていくことも可能だし、 リ

    tekehiko
    tekehiko 2009/05/13
    『ビジネスの世界では、市場機会の優位性を得るために負債を負うことがある。そのため、開発者たちは重要な納期に間に合わせるために、技術的負債を負う』