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ブックマーク / yshibata.blog.ss-blog.jp (3)

  • 技術者のレベルとソフトウェア開発の難易度(6): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    水色は最適な仕事の割り当てを示し、ピンクは、人の成長を期待しての仕事の割り当てを示しています。 この表は、当たり前と言えば当たり前なのです。問題は、技術者のスキルレベルと開発するソフトウェアの難易度を第三者が測る方法がないことです。赤色に相当する部分の仕事をさせるには、少なくともピンク状態の技術レベルになるまで、エンジニア教育するとか経験を積ませる必要があります。表から分かるように、仕事の難易度が5以上のソフトウェア開発に対して、技術レベルが3以下の開発者を投入すると、プロジェクトは失敗する可能性が高くなります。 問題は、どちらの軸も測る方法がなく、感覚的な言い方しかできないことが多いことです。 (ここまで、再掲載) 技術者のスキルに関しては、自分よりもスキルが高い人を評価する際に、「高い」というのは言えても「どれだけ高い」かは言えません。どれだけ高いかを言えるのようになるのは、その人

    技術者のレベルとソフトウェア開発の難易度(6): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • 書籍『アプレンティスシップ・パターン』は、7月7日発売予定: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    Amazon.co.jpでは、まだ予約注文できませんが、7月7日に発売予定です。 タイトル: アプレンティスシップ・パターン サブタイトル: 徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 著者: Dave Hoover(デイブ・フーバー)、Adewale Oshineye(アデウェール・オシネエ) 翻訳: 柴田 芳樹 定価: 2,200円(税抜) ISBN: 978-4-87311-460-6 裏表紙の紹介文より アプレンティスシップとは、「徒弟制度」のことで、中世ヨーロッパに広く普及した 職人の組合「ギルド」で用いられていた職人養成制度です。アプレンティス(徒弟) のほか、ジャーニーマン、熟練職人と技術習熟度により段階分けされ、職人は仕事と 心持を学びながら技を習得し、日々腕を磨きました。 書は、徒弟制度をモデルとし、真のソフトウェア熟練職人を目指すためのパターンをまとめたものです。新しい技術

    書籍『アプレンティスシップ・パターン』は、7月7日発売予定: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
  • 防御的プログラミングとテスト駆動開発: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

    1978年に大学でプログラミングを学び始めてから1990年代まで、私自身は防御的プログラミングを行ったことはほとんどありませんでした。また、ソフトウェアのテストと言えば、手作業でテストするのが普通の時代でした。それは、私一人が防御的プログラミングをしていないとか、私だけがテストを手作業で行っているとかではなく、それまで属した開発組織がすべてそうでした。 2000年になり、コンサルタントとして設計レビューやコードレビューを行ってきたソフトウェア開発組織に対しては、徹底的に防御的プログラミングを指導してきました。防御的プログラミングを行うことは、トータルで開発コストを下げる活動です。 パラメータの値を検査するコードを書き加えるのは、ほんの数分のプログラミングで済みます。しかし、防御的プログラミングを一切行っていないモジュールを結合して、発生した不具合の原因を調べるのは、数分では終わりません。数

    防御的プログラミングとテスト駆動開発: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
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