高知県の私立高校では、ケータイ持ち込み禁止から一転、教育への導入に転換したそうである。 「生徒の大半が持っているのに、使い方を教えず禁止するのは教育の放棄」という意見には説得力がある。そもそも禁止するという方針は、手の打ちようがわからないという思考停止状態であることを、自ら暴露するものでしかないのだ。そこを自力で切り開いた決断は、評価されてしかるべきであろう。 しかし逆に言えば、このような方針転換ができるのは、私立ならではとも言える。国公立は、文科省や地元教育委員会の方針に唯々諾々と従うしかないという現状が重くのしかかる。 事態を反転させるきっかけは、私立校から広めていくというのがいいかもしれんなぁ。