MATISA社製B241 東武鉄道のマルチプルタイタンパー マルチプルタイタンパー (Multiple Tie Tamper) とは鉄道の保線用機械の一種[1]。略してMTTまたはマルタイとも呼ばれる[2]。一般の鉄道車両と同様にレール上を自車の車輪で自走できるが、一般的には車籍を有しない機械扱いであり、これを用いて作業を行う時には線路閉鎖が行われる。 線路(レール/枕木/砂利) 列車走行に伴うレールのゆがみを矯正するために使われる。バラスト軌道の場合、列車が走行すると枕木が沈降し、レールがわずかにゆがむ。このゆがみは列車の乗り心地を悪化させる上に、高速走行を阻害する原因にもなり、定期的なメンテナンス(保線)が必要である。 マルチプルタイタンパーが導入される前は、つるはし(ビタ、ビーター)やタイタンパーで保線作業を行っていたが、大量の人員と長時間にわたる作業時間を要していた。 最新の機械で