第21回 白熱灯生産中止の衝撃-照明はIT産業になるか 2008年4月22日 経済・ビジネス環境IT社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの藤元健太郎の「フロントライン・ビズ」はこちら) ■相次ぐ白熱灯生産中止の流れ ついに日本でも白熱灯の生産中止の動きが出てきた。経済産業省は2012年までに白熱灯の生産中止を業界に求める要請を出す方針を固めている。一番の理由は地球温暖化対策である。家庭の電力消費量は電器製品の多様化に伴い省エネの流れにも関わらず年々増加をしている。CO2を削減するためには家庭の電力消費の16%を占めている照明器具の電力消費を減らすことがひとつの方法であり、白熱灯と蛍光灯に変えるだけで消費電力はほぼ1/5にすることができる。ちなみに蛍光灯の場合は寿命は10倍ぐらいで値段も10倍ぐらいである。 日本では販売数が白熱灯が約1億3500万個なのに対して電球型蛍光灯は