米Microsoftのビル・ゲイツ会長は5月7日、都内で記者会見を開き、Microsoftの今後の戦略や米Yahoo!の買収提案に言及した。同氏は7月から会長兼相談役としてMicrosoftの戦略策定などを手掛けるが、経営の第一線からは退く。世界の健康と教育の課題に取り組むビル アンド メリンダ ゲイツ財団での活動に注力する考えだ。 「Microsoftでは17歳からフルタイムで仕事をしてきた。今後は財団の運営に力を注ぐ。わたしがやってきた仕事は小さい、ほかの人がもっと評価されるべき」とゲイツ氏。「(経営を退く)7月1日はキャリアが変化する地点」と述べた ゲイツ氏は会見で、米Yahoo!の買収を断念したことに言及した。「Yahoo!と対話をするために努力をした。その結果、それぞれ独立した路線を進むべきとの結論に達した」という。スティーブ・バルマーCEOの声明にのっとり、買収の再提案は実施し
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