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  • 書評『分解するイギリス』(近藤康史) - 望月優大のブログ

    イギリス政治の専門家によるイギリス政治入門の書。質的な内容がわかりやすくまとめられており、大変勉強になった。イギリス政治の理解に役立つだけでなく、長らくイギリスを目標に政治改革を行ってきた日政治を考えるうえでも必読の一冊だ。なぜなら、著者はその目標たるイギリスモデルの変容を論じているからである。 分解するイギリス: 民主主義モデルの漂流 (ちくま新書 1262) 作者: 近藤康史 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/06/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る イギリスの民主主義は「ウェストミンスター・モデル」とも言われ、議会制民主主義の一つの範型とされてきた。書では、そのモデルが「複数の制度的パーツ」の組み合わさりによって構成されていること、そして近年になって一つ一つのパーツに変化が起こり、総体としてのモデルが大きく変容していることが論じられている。 複数

    書評『分解するイギリス』(近藤康史) - 望月優大のブログ
    tekkenfated
    tekkenfated 2017/06/20
    イギリスも移民もそうだけど、問題だらけの国やね。
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