31日午前、和歌山市の拘置支所で勾留中の男2人が熱中症とみられる症状でぐったりしているのが相次いで見つかり、病院に運ばれましたが1人が死亡し、1人が意識不明の重体になっています。 消防がかけつけたところ、勾留されている40代の男が熱中症とみられる症状で意識のない状態で倒れていて、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。 さらに午前11時すぎ、別の50代の男も、熱中症とみられる症状で意識がもうろうとした状態で見つかり、病院で手当てを受けていますが意識不明の重体だということです。 消防などによりますと、亡くなった男について、拘置支所の職員は「室内で横になっていたので声をかけたが反応がなく、体がけいれんしている状態だった」と話していたということです。 和歌山地方気象台によりますと、和歌山市では午前10時の気温が32度を超え、午前11時には33度に達していました。 消防や、拘置支所を所