お正月はやっぱりヒーロー映画だよねっ。というわけで、仮面ライダーを観るか、ウルトラマンを観るか数分迷った末に『キック・アス』を観てきました。 女にもモテず、友達は冴えない奴らばかりで、唯一の癒しはコミックカフェとマス掻きというどこにでもいる冴えない少年、デイブ。 そんな彼はある日友人達にこう問いかける。 「みんなヒーローが好きなのに、なぜ人はヒーローにならないのか」 彼の問いは友人達からは一笑に付されてしまうが、デイブを馬鹿にしちゃいけない。そう、幼き頃の僕らだってキカイダーやコンボイやタートルズといったスーパーヒーローに憧れたはずである。誰もが本当はヒーローになりたいんだ! そして、不良からカツあげにあったときに周囲の人間から見て見ぬ振りをされたデイブはとうとう自分がヒーローになってやろうと決意する。 そういうわけで、通販でだっさいウェットスーツとマスクを購入し、鏡の前でポーズを決めるな