評価軸を堅牢性・耐久性に変えてみたのですが、ボディ重量と耐久性が行儀良く比例していますね。乱暴な言い方をすると重いカメラは丈夫ということですが実際に手に持って構えてみると、グリップの安定感、シャッターのキレ、タイミングの取りやすさといった部分でハッキリとフィーリングに差が出ます。 私自身、この表に含まれていないD750(D610と近いクラス)、α7II、D800Eと使ってきましたが、ボディ剛性・シャッターのキレなどの要素は α7II < D750 < D800E とそのまま重量増に比例して良くなります。また、α7IIはボディをコンパクトに作ることにこだわった影響からかグリップの縦が短く、小指余りを解消するためにグリップを拡張するためのプレートを装着するユーザーも多く、プレートを含めると軽量のアドバンテージは小さくバッテリー容量も心許ないといった懸念も出てきます。(低温時の撮影ではバッテリー