安モデルといえばシボ樹脂外装 安いモデルの外観は、しばしば塗装無し仕様になります。塗装が高いからです。塗装工程の追加や塗料費、信頼性の検証と対策、歩留まりの悪化…etc.が効いてくるから、当然ですよね。 そうした安モデルの外観は大抵が樹脂の成形品で作られていて、その表面にはしばしばシボ加工が行われています。身近にあるプラスチック用品を見ると、例えば車のハンドルとかキーボードのキーには、表面がザラザラしてて安っぽいツヤがないですよね。あれがシボ加工です。あのザラザラは、金型の表面を化学腐食(エッチング)した模様が転写されたものです。塗装のような別工程が必要なく、安価かつお手軽に外観品質を向上させることができます。 シボムラの要因 しかしシボは万能ではありません。光に当ててみると、シボの見え方にムラができることもあります。理由は様々、自分が経験しただけでも、下記のような要因がありました。 偏肉