フルーロンとは、活字を適切に配列して印刷物の体裁を整えるタイポグラフィにおいて使用される一種の記号であり、書物における句読点や装飾などの役割を持っています。18世紀の書物に使われたフルーロンをデータベース化し、検索可能にしたウェブサービスが「Fleuron」です。 Fleuron: A Database of Eighteenth-Century Printers' Ornaments https://fleuron.lib.cam.ac.uk/index Fleuron: About https://fleuron.lib.cam.ac.uk/about 活版印刷におけるフルーロンには木や金属のブロックを手作業で彫って作ったものや、鋳造で作ったものなど多くの種類があり、印刷屋は活字を並べる際にフルーロンを使って書物を装飾していました。活版印刷であっても多彩な装飾を施すことにより、中世の写
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