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ブックマーク / hakase-jyuku.com (1)

  • クローバーが農業革命?

    ヨーロッパの農業で土地を休ませる目的は、地力の維持であった。 ヨーロッパの気候、特に西欧や北欧の気候は乾燥気候であって、日の何分の一しか雨は降らない気候なので、だから二年も作物を栽培すると土壌から水分が失われた。 植物は土中からドンドン水分を吸い上げて、呼吸の際にそれを水蒸気としてどんどん放出する(蒸散)し、砂地でもなければ雨はそんなに地面に深く浸透しない。 だから作物を作らず、土地に充分水分が浸透する時期を設けなければならなかったのである。 そしてまた休閑地では雑草が生えるから、それを家畜に喰わせて「除草」する意味もあった。 もちろん家畜の糞はよい肥料になるし、重い牛が歩き回れば耕す代わりになる。 何よりもその当時は家畜は放牧して飼うのが当たり前だったから、そのための場所という意味合いも強かったのだ。 牛や馬や羊に「自分のモノである」という印を付けて、そのまま放っておく。 家畜は勝手に

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