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ブックマーク / uiuret.hatenablog.com (3)

  • ナミブ砂漠に「なにもない」を見にいく - 運河

    時々、何もない景色を見たくなる。なぜなのかはわからない。人も建物もないただ広大な空間、それを無性に見に行きたくなる。 たしか土曜の午後、自宅の窓から向かいのマンションの建物を眺めていたとき、どこかできるだけ遠くに行きたくなった。 ナミブ砂漠のナミブは、現地民族の言葉で「何もない」という意味らしい。このエピソードにすごく心を惹かれた。ここに行けば、当の「何もない」があり、当の「何もない」を体験できるはずだと思った。それにずっと憧れていた砂漠のイメージが重なって、どうしてもその景色を見てみたくなった。 それから何日かかけて、旅行のリサーチをしたり、あれこれ相談したりして、アフリカ南部の国 ナミビアのナミブ砂漠を最終目的地として旅をすることにしたのだった。 首都 ウィントフック 11月初頭、午前。アフリカ南部 ナミビアの首都 ウィントフックの空港に到着した。東京から韓国経由で飛行機に乗り、エ

    ナミブ砂漠に「なにもない」を見にいく - 運河
  • 北極に行く - 運河

    世界最北の街・ロングイェールビーンに行った。この街はノルウェーのスヴァールバル諸島にあって、北極圏の中にある。 北極点の周辺の大半は海で、南極と違って大陸がない。なので、北極の定義は色々あるけれど、北極圏の中でも最北の街なので北極と言える。 きっかけは、いつだって意外なほど単純だ。いつものように、仕事終わりに Google フライトを見ていた。僕には、疲れ果てたとき Google フライトを開いて地図を見ながら次の旅を夢想する癖がある。 ヨーロッパ行きのお得な飛行機でもないかと探していたとき、マップの上の端、はるか上の端に空港のマークを見つけた。 Googleフライトで思い切りズームアウトするとロングイェールビーンは現れる それが名前も知らなかったその街を見つけたきっかけだった。その街はちょっと特殊な条約によって滞在するのにビザがいらないらしい。労働ビザもいらない。 引退後の理想の住処を探

    北極に行く - 運河
  • しばらくバンコクにいた - 運河

    3月、タイのバンコクにいた。 特にこれといった用事はなく、ほぼ丸一ヶ月間いて普段日にいるときと同じようにリモートで仕事をして生活していた。 バンコクに行くきっかけはいくつかあるけど、ちょっとした長期滞在をしたくなったのは東京での日常生活が退屈で頭が狂いそうになっていたからだった。 京都から東京に引っ越して5年以上は経つ。幸いにも仕事は変化が多い環境で飽きないけど、それでも生活が単調すぎてなんというか停滞感を感じていた。 その解決策というか救いになるかはわからないけど、日の冬の寒さに嫌気が刺したこともあって、実験的に海外で1ヶ月くらい過ごしてみることにしたのだった。 海外滞在とリモートワーク どこかに住んでみるとして、条件として思い浮かんだのは以下だった。 都市として活気がある 時差が少ない インターネットが速く安定している 1番目は個人的な趣味で、残りの2つは日の会社にリモートで働く

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