10月31日、厚労省が発表した9月有効求人倍率は0.84倍。2004年8月以来の低水準。都内のビジネス街で16日撮影(2008年 ロイター/Michael Caronna) [東京 31日 ロイター] 厚生労働省が31日に発表した9月有効求人倍率(季節調整値)は0.84倍で、前月比0.02ポイント低下し、2004年8月(0.84倍)以来の低水準となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は0.85倍だったが、それを下回った。 正社員有効求人倍率は0.54倍となり、前年同月を0.08ポイント下回った。有効求人数(季節調整値)は前月比2.5%減、有効求職者(同)は前月比0.6%増となった。 新規求人数は前年比13.4%減。産業別にみると、減少したのはサービス業(26.1%減)、製造業(22.0%減)、建設業(16.6%減)、情報通信業(16.2%減)、運輸業(11.4%減)、卸売・小売