ゴーン国外逃亡で考える、日産前社長の西川氏が逮捕されない理由と検察の劣化(前編):専門家のイロメガネ(1/6 ページ) 日産の元会長、カルロス・ゴーン氏が国外に逃亡……令和になって初めて迎える大晦日に、衝撃のニュースが流れた。 コントラバスのケースに隠れていた、民間警備会社を利用した、元グリーンベレーの人物が協力した、動画サイトの大手・ネットフリックスと契約を交わした等々、未確認の情報も多数飛び交った。 年明け後、ゴーン氏はレバノンで会見を行い世界中のメディアから注目を集めた。サプライズといえる新しい情報は無かったものの、やっと自由に発言ができるという高揚感からか、会見は独演会の様相を呈した。 15億円の保釈金を放棄し、一説には20億円も掛けたという国外逃亡でもはや安泰と思われたゴーン氏だが、脱出時にトルコの航空会社を違法に利用したと刑事告訴され、「イスラエル入国の罪」で起訴すべきとレバノ