こんな文章がありました。 地震と津波:人々は,どのような場合に被災者を責めるようになる? – 東日本大震災を乗り越えるために:社会心理学からの提言と情報 短いので全文引用させて頂きます。 災害時には、不謹慎ともとれるジョークを発してしまい、あとで謝罪に追われる人々が必ずと言っていいほど出てきます。こうした人々の行動を説明するのは,「公正世界信念(the belief in a just world)」と呼ばれる社会心理学の理論です。この理論の基本的な考え方は,「世界は公正にできており,努力した者は報われ,努力しない者は報われない」ということです。つまり,「良いことをした人には良いことが,悪いことをした人には悪いことが起こる」という信念です。 この公正世界信念は,思いやりのある行動を促進するでしょう。なぜなら,(例えば)他者に良くすることで,自分がほめられることが期待できるからです。しかし,