今から9年前、EURO2012ウクライナ・ポーランド大会で、イタリア代表が見せた快進撃を記憶している読者も多いのではないか。 チェーザレ・プランデッリ監督率いるアズーリの中核選手の1人として大会に臨んだMFリッカルド・モントリーボは、決勝戦を含む4試合に出場して1アシストを記録している。 キエフでの決勝戦で、1968年大会以来となる栄冠に挑んだイタリアだったが、当時無敵を誇ったスペインの前に夢は無残に砕け散った。 ロシアW杯予選敗退の痛みを語った1回目に続き、あのときの苦渋とアズーリの秘話を明かすモントリーボ独占インタビューの2回目。アズーリ・ファン必読です。 (翻訳&構成 弓削高志) 最良の思い出は2012年大会、でもスペイン戦は ――それでは、貴方自身のイタリア代表時代の話を聞かせて下さい。プランデッリ監督の寵児とも言われた貴方は、EURO2012ウクライナ・ポーランド大会で中心選手の