外出中、他人のバッグなどに十字マークとハートマークが描かれたストラップ状のアイテムを目にしたことはありませんか。 このアイテムは、2012年から配布が開始された『ヘルプマーク』。 難病や内部障害などの、外見からは分からない疾患を持っている人が身に着けており、配慮や援助を視覚的に伝える役割があります。 配布開始からおよそ10年が経ち、ヘルプマークは少しずつ認知されるようになってきました。それでも、意味を知らない人は少なくないのだとか。 子連れ「そのストラップ、うちの子にちょうだい」 Twitterに体験談を投稿したのは、ヘルプマークのユーザーである女性。 ある日、女性はいつものように、ヘルプマークをバッグに付けて外出をしていました。すると、突然ヘルプマークを見知らぬ子供に引っ張られたのだといいます。 強い力で引っ張られたため、ヘルプマークのストラップの部分は壊れてしまい、そのまま子供に取られ