バスケットボールの世界でNBAが注目する監督がいる。 その人の名は、井上眞一 22歳から現在68歳にいたる46年間の間に、 中学、高校のバスケチームの日本一を実に56回も生み出した。 そこには一体どんな秘訣が隠されているのか? 私の師匠である須田達史氏も格闘技の世界で8名の世界一、 20名の日本一を生み出した。 2人の世界一、日本一を生み出す教育者の共通点を5つの秘訣にまとめてみた。 秘訣その1「基礎を徹底する」 井上監督は、とにかく基礎の反復練習を徹底的にさせる。 無意識レベルで体が動くまで、基礎の練習を徹底する。 すると、いざというとき体が頭よりも先に動くようになる。 その「いざ」という一歩の積み重ねが大きくライバル達に差をあけることになる。 須田達史氏のトレーニング法も同じだ。 この型を選手の体に覚えさせると決めたら、 その型を何千回、何万回と繰り返し、体が覚え込むまでその基礎を徹底