先週、日本の準パッシブハウスと呼ばれるものの断面を調べていたら、ほとんどがR-2000住宅の206充填断熱材+外断熱であることが判りました。 いまさらながらではありますが、i-cubeが206材を採用したのが大きい。 ところでR-2000住宅の時は、どのような断熱材を使い、気密性確保と結露対策をしていたか? 初期の設計・施工マニュアルには、3種類の断熱材と結露対策が用意していました。 (1) BIBの吹き込みを含めたグラスウール、またはロックウール断熱材。へバーバリアは内側石膏ボードの裏側に、床・天井の際までも含めて全面的に施工。 沖縄などを除いては、夏期の逆転結露の懸念はあるが、被害は決定的なものにはならないという判断を、坂本先生が下した。(もちろん当時の中心ビルダーは、無条件で坂本理論に同意したわけではありません。各社が行った逆転結露の実態調査から、問題視するような結露現象が、関東以北