今回のアルバムには、70年代中期からHIGH RISEや不失者、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、渚にて、Che Shizuなど日本アンダーグラウンドシーンの数々のバンドで活躍してきたドラマー、高橋幾郎が参加。テニスコーツが2002年に高橋の地元である北海道・札幌でライブを行った際に彼と出会い、その後2009年まで毎年数回札幌を訪れ、このアルバムを完成させていった。 本作は15年以上にわたるテニスコーツのキャリアの中でも最もロックな内容。植野隆司のサイケデリックなギター、高橋による緩急のアクセントが絶妙なドラム、そしてさやの温かなキーボードとユニークなメロディが重なりあった、リラックスした雰囲気の作品に仕上がっている。 ジャケットは絵本作家の荒井良二による描き下ろしイラストを使用。日本国内流通盤のみ、ボーナストラック1曲のダウンロードクーポンが封入される。 テニスコーツ「All Aboard