※この記事には、ユーフォ3期アニメ8話まで、および原作最終章のネタバレが含まれます。 「北宇治高校吹奏楽部では、人間関係を切り離した人選を受け入れることができるか?」 という未解決の命題があります。 第三楽章(2年生編)では、夏紀先輩と久石奏が揉めに揉めた一件では、久美子と夏紀の説得により一応の納得をした久石ですが、結果的に夏紀・奏ともにコンクールメンバーに選ばれたため、夏紀が落ちて奏が受かっていたらどうなっていたのか?という疑問は残ったまま終わりました。まあ実際のことろ、優子部長と夏紀よる支援があれば風通しのよい空気を醸成することはできただろうなと思います。 では、最終楽章(=アニメ3期・3年生編)ではどうか。 『自分が受かったら周りの空気が悪くなる』と危惧する黒江真由と、『そんなことはない・大丈夫』と反論する久美子との溝は時を経るにつれ深いものになっていきます。 本当に大丈夫なのか?と