千葉県習志野市の教育委員会は28日、同日午前に大掃除で出た不要な文書や新聞を廃棄しようとトラックで清掃工場に運ぶ途中、平成18年度の学齢簿と入学通知書計594枚の一部が荷台から飛散したと発表した。 市教委は路上から211枚を回収。清掃工場付近で落ちたり、段ボール箱に残ったりしていた分も既に廃棄したが、紛失した正確な枚数は分からないという。 担当者がふたのない段ボール箱に入れたため、揺れで荷台のほろのすき間から飛散した。 飛散したのは、18年4月に習志野市立の小中学校に入学する予定だった児童生徒のうち、転居などで不要になった文書。氏名や生年月日、住所などが記載されていた。 市町村の教育委員会は、1枚の文書に1人分の個人情報が載った学齢簿を作成している。保護者あてに入学通知書などを送付する際の元資料になっている。