GowはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。LinuxやMac OSXを使っていてWindowsに移ると非常に面倒に感じるのがコマンドラインでの操作だ。GUIが当たり前なので致し方ないのだが、それでもコマンドラインである程度の作業が出来ると利便性が高い。 130種類を越えるコマンド群 そのような時に使っていたのがCygwinだが、レジストリが色々変更されたり、そもそもcygdriveという書かれ方が好きではなかった。もっとシンプルにコマンドだけを使いたいならばGowを利用してみよう。 Gow(Gnu On Windows)はシンプルに使えるLinuxコマンド集で、lsやwc、wgetといったような一般的コマンドが136個ほど詰め合わせになっている。cvsやscp、puttyといったプログラムも用意されているので利便性が高い。vimもあるのが面白い。 パスにも追加されるのでコマン
BlogPeopleのブログです。BlogPeopleが提供中のサービスのデモや説明、そしてそれとは全く関係ないお話を書いていきます。 このブログのRSS PCやMacなど2台以上所有している時に1台のキーボードとマウスで操作できるととても便利です。 それを実現するソフトウェアに「Synergy」というものがあります。これはクロスプラットフォーム対応のオープンソースソフトウェアです。 Synergyはとても便利なのですが、その開発は2006年で終了しているため今は「Synergy+」という名称でGoogle Code上で配布されています。こちらは複数PC間でのコピー&ペーストなどもサポートされていて超便利です。 さて、そんな便利なSynergyですが、慣れていないと設定のやり方がよくわかりません。そんな人のためにGUIで設定できるようにしたのが「QSynergy」です。あ、もちろん「Syn
この1週間、私はウイルスに感染したPCへの対処に追われていた。感染したマシンをオフィスに持ち込んだ人もいれば、取りに来てくれと電話してくる人もいた。この1週間は大変な混乱だった。ひどかったのは、多くのマシンはまったく保護されていないか、標準的な無料のアンチウイルスツール(あるいは、NortonやMcAfee)しか備えていなかったことだ。今では、無料版のアンチウイルスツールでも、ないよりはましであることを認めざるを得ない。しかし最近では、感染したPCを元に戻すのが難しくなってきている。今回は、Combofix、CCleaner、AVG、Avastのいずれも役に立たないブートセクターウイルスにも出くわした。私は古き良き友であるLinuxの手を借り、あらゆる手段を尽くすことで、ようやくこのウイルスを取り除くことができた。この記事では、その方法を説明する。 必要なもの ClamAVをインストールし
企業にとってオフィスデザインは重要な要素で、あらゆる部分に影響を及ぼします。適切なデザイン設計すれば、仕事効率をアップすることができます。 さらに家具を搬入するときも楽になるのでメリットは多いです。ただやみくもにデザインをしても、うまくいきません。また素材なども考慮しないといけないので、計画的にデザインを練る必要があります。 そこでどのようなデザインをすれば使いやすいオフィスになるのかを紹介しましょう。 オフィスデザインをすれば仕事効率をアップできます。例えば動線を確保することができるので、他のスタッフの通行の邪魔にならずスムーズな行き来をすることが可能です。 また家具を搬入するときも、すでに設置している家具の邪魔をせず置くことができるので便利です。オフィスデザインはやみくもにするのではなく、業態に合った設計をする必要があります。 例えば打ち合わせの多い会社なら、社員のデスクはつくらず自由
『Cygwin』用の「MinTTY」ターミナルウィンドウを使うとWindowsのネイティブインターフェースが使えるようになります。つまり、使えるキーボードショートカットや色やスタイルの選択肢が増えるんです。『Cygwin』と「MinTTY」の違いを上のサムネールで比較してみました。 「MinTTY」はウィンドウの透明度、フォント、色、コピー&ペースト機能などがマウスや「Shift」 + 矢印キーのコンビネーションで選択可能。(インストール後は 「MinTTY」ウィンドウで右クリックし、Optionsを選択すれば見映えやキーボードショートカットがカスタマイズ出来ます。)トランスパレンシーを有効にした状態での「MinTTYウィンドウ」は下記をご覧下さい。 「MinTTY」は『Cygwin』設定(Shellの下にあります)にインストールまたはスタンドアロンダウンロードとして「MinTTY」のホー
かつて「いつかは一人一台の時代がくる」と言われていたPCだが、いつのまにやら価格もリーズナブルになり、当たり前のように2〜3台のPCが机の上に積み上がるようになってきた。個人的にも、デスクトップとノートを両方所有している人は多いだろう。ちなみに筆者の机の周辺には、現在3台のデスクトップと1台のサーバ、そして2台のノートが置かれており、それぞれにオフィスと地球を暖める仕事をこなしてくれている。 さて、ひとりで複数のPCを使うようになると、困るのが入出力インタフェースの混乱である。ディスプレイに関しては、安価な切り替え機があるのでさほど不便なことはないが、キーボードやマウスまで切り替え可能な所謂「PC切替機」は、安くても2万円程度はするし、接続台数も2〜4台しか対応できないものがほとんどだ。できれば、もっと安価かつ柔軟に、複数のPCを1セットのキーボード、マウスから集中コントロールしたい。そこ
ハードディスクを交換する際などに完全なクローン状態で新しいハードディスクへ既存の中身をOSや各種データごと全部コピーすることが可能なフリーソフト、それが「EASEUS Disk Copy」です。パーティションのクローンやダイナミックディスクのコピーなども可能で、高速かつ安全にお引っ越し作業をすることができます。 IDE・SATAI・SATAII・SCSI・Firewire(IEEE1394)・USB(USB接続の外付けハードディスク)に対応し、CD-ROMドライブからのブートが可能なので、WindowsでもLinuxでも動作可能です。 詳細は以下から。 EASEUS Disk Copy: Free Disk Copy Software. Sector by Sector for hard drive backup tool. http://www.easeus.com/disk-copy/
適切に組版された文書を作成する上で、LaTeXを選択するのは正しい。だが、その記法を覚えるのが面倒で、オフィス系のワードプロセッサで文書を作ってしまう例も少なくない。一旦覚えてしまえばそれほど苦でもないだろうが、最初の一歩が面倒なのだろう。 起動時の画面。サンプルもたくさん登録されている。 そこで作成にテキストエディタを使うのではなく、専用のエディタを使ってしまおう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLyX、WYSIWYGなLaTeX2eエディタだ。 LyXはWindows、Mac OSX、Linuxで動作するソフトウェアだ。通常のテキストエディタのように、LaTeX文書を作成することができる。数式や画像、表などを作成することも簡単にできる。 ソースコードのプレビュー また、最終的にDVIやPDF、PSファイルで出力することもできる。参考文献の挿入や、相互参照を追加するなど、論文
2013年12月9日追記: 少し冗長なので、新ブログでリライトしました。あわせてこちらもご覧ください。 http://www.xmisao.com/2013/12/02/hdd-salvage-by-dd.html 発端 今月上旬、Webブラウジング中にハードディスクが「カターン」と断末魔をあげてPCがフリーズ、それ以来そのマシンでOSが立ち上がらなくなるというトラブルに遭遇しました。 もちろんディスクトラブルを疑いましたが、結論からいうと実はマザーボードが壊れていてハードディスクが巻き添えを食った形でした。幸いハードディスクはWindowsが入っていたパーティションの一部が論理的に破壊されただけで無事、必死のサルベージ作業の甲斐もありほとんどのデータが復旧できました。 以下はLinuxを使って挙動の妖しいハードディスクからデータをサルベージする方法の備忘録です。当初はディスクが物理的に壊
以前にcoLinuxの紹介をしましたが、やはりまだ若干の導入の面倒さを感じた人もいるのではないでしょうか? そんな方のために、coLinuxをイチから設定することなく利用することのできるandLinuxを紹介したいと思います。 andLinuxって何? coLinuxをベースにし、xming等を含めたパッケージでWindows上で動作します。なお、使用されているディストリビューションはubuntu7.10です。 売りとしては、WindowsとLinuxがシームレスに使えるということなのですが、Xmingを使っている方にとってはイマイチ目新しさは感じないでしょう。 やはり個人的に感じているメリットとしては、仮想環境のLinuxを手軽に導入できるという点だと思っています。 注意事項 さて、andLinuxをインストールする前に気をつけてください。インストールを完了するまでには、最低1回のWin
紹介 Wubiとは? Wubi は Windows ユーザーのための公式なインストーラーで、他の Windows アプリケーションと同じように簡単で安全に Ubuntu をインストールしたりアンインストールすることができます。 このガイドの使い方 このガイドはWubインストーラに直接関係した問題のみを取り扱っていることに注意して下さい。Ubuntuの一般的な質問は適切なthe official Ubuntu documentationまたはUbuntu ForumsもしくはUbuntu Guideなどの適切なリソースをご利用下さい。 Wubi についての一般的な情報については、Ubuntu Windows インストーラーダウンロードページを参照下さい。また、Ubuntu Forums のInstallations & Upgradesセクションにもご興味が湧くかもしれません。 警告 Wub
Viva! Ubuntu | Hasta la "Vista"、初心者にも優しいUbuntuを仕事に趣味に活用していく方法を模索しています。当ブログはリンクフリーです。 お手軽に、そして安全にWindowsとUbuntuのデュアル・ブートを実現できる「wubi」というツールがチラチラと話題になってきています。 実際に、インストールしてみて感じたこのツールの特長は以下の通りです。 ・Windows上にUbuntu系のディストリビューションを簡単にセットアップする事ができて、デュアルブート状態を作り出せてしまう。 インストールがとっても簡単。 ・ハードディスクのパーティションを直接弄らない。一度パーティションを切ってしまいLinuxが動作する形式でフォーマットしてしまうと戻すのが大変です。 このツール、FAT32とかNTFSでフォーマットされたWindowsのディスク領域を間借りする
Windowsで開発する際に、細かい設定の部分でつまづくことがある。また、ライブラリを導入しようとしてLinux向けしかなかった、なんて経験はないだろうか。そして、結局VMWareのようなエミュレート環境を用意することになる。 だがエミュレータでは環境が断絶された感がある。もっとシームレスにWindowsからLinuxを使いたい、そう考える人のためのソフトウェアがこれだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはandLinux、Windows上でシームレスに動作するLinux環境だ。 andLinuxはcoLinuxを利用して動作している。Linux向けのGUIアプリケーションが動作する点において、cygwinよりも便利だろう。また、それらのアプリケーションがタスクトレイから簡単に呼び出せる点も見逃せない。 デスクトップ環境としてはKDEまたはXfceが選択できる。ファイルの拡張子設定
VMware Serverを幾つかのフリーソフトウェアと組み合わせれば、Windows XPをLinux環境と完全に統合された形で動かすことができる。デュアルブートや仮想化環境以上の自由度がほしい方にお勧めだ。 最近は1台のマシンにLinuxとWindowsをインストールするにしてもいろいろな方法がある。それぞれのOSを別々のディスクパーティーションに置き、共通のパーティーションでファイルを共有する従来のデュアルブートシステムもあれば、Wineのように、Linuxシステム内にWindowsアプリケーションをインストールするエミュレータを利用する手もある。また、VMwareなどが提供している仮想化プログラムは双方のOSを同時に使えるという点でより理想的なソリューションに近いが、ホスト側とゲスト側の各システムが固定されていて、ゲスト側システムはウインドウ内でしか表示できない。 だが、VMwar
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