PCやスマートフォン、タブレットなど、コストパフォーマンスの高い新製品が登場したというニュース記事を目にして、いざ直販サイトに買いに行ったところ、上位モデルにフラフラと目移りし、結局そちらを買って予算をオーバーしてしまった経験は、多くの人にあるはずだ。 このように、ローエンドモデルの価格につられて買いに行ったところ上位モデルを買ってしまう行為は、財布のひもを握っている家族などからは、計画性がないとか、こらえ性がないとか、何かと批判の対象にされやすい。 確かにその場に至るまで考慮していなかった点は責められるべきかもしれないが、その製品を知るきっかけになったローエンドモデルに飛びつかなかったのは、ある意味で正しい選択と言える。なぜそのように言えるのか、製品ラインアップに込められたメーカーの思惑について今回は見ていこう。 メーカーも売る気がない、見出しのためだけのローエンドモデル 新製品のライン