小学生の頃、高学年になってから習うローマ字がとても楽しみだった。 その理由は単純で、ノートなどにローマ字で自分の名前を書けるようになれば「カッコ良い」と思っていたのだ。 しかしながら、実際に高学年になりローマ字を習うと、身の回りの品々にそれで名前を書く事が何だか恥ずかしく、結局のところ日常生活においてローマ字を使う機会はほとんど無かった。 そして中学に入り英語の授業が始まる… 今時の子供達とは異なり、英語は中学になって初めて学ぶものであった。 英語に対して全く無知な私は、ここで大きな勘違いをすることになる。 英語とはローマ字とほぼ同じモノであって、英語の発音さえ覚えてしまえば、その表記はローマ字を使えば良かろうと考えていたのだ。 今思うと自分がとても稚拙に思えるのだが、当時は真剣にそう思っていたのだ。 それゆえ、英語なんて簡単にマスター出来るものと高を括っていた。 そして授業が始まって、直
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