日本で2019年に公開された本作は、近未来を描いたアクション映画で、ちょっとグロイシーンもあるためR指定となっております。高級車ばかりじゃ物足りないと言ったかどうかは不明ですが、登場するのは完全自動運転の車。もちろん全部ではなく、富裕層って感じですかね。このあたりがまた近未来感のリアルさが感じられます。とはいえ、その時代でも私はまだ居酒屋の帰りは代行を呼ばなくてはならないでしょうね。それと映画を見て思ったのは完全自動運転の車も信用できないということ。高齢者の運転とどっちが怖いかと聞かれると答えに窮しますが、V8サウンドを轟かせる古いアメ車の方が私には魅力的に映りましたね。話は脊髄を損傷し四肢がマヒした男性が最新のAIチップを体に埋め込むことでその機能を取り戻すという流れですが、SFサスペンス要素も加わるので、なかなかハラハラさせられます。95分と短めですが、ちょっと楽しめます。