活字書体判断における三原則 1. 判 別 性 Legibility レジビリティ 活字書体におけるほかの文字との差異判別や、認識の程度。 2. 可 読 性 Readability リーダビリティ 文章として組まれたときの語や、 文章としての活字書体の読みやすさの程度。 3.誘 目 性 Inducibility インデューシビリティ 視線を補足して活字書体などの情報に誘うこと。 またはその誘導の程度。 ★ ★ ★ これらの外来語由来のタイポグラフィ専門用語は、耳慣れないことばかもしれない。また、本来は活字版印刷術 ≒ タイポグラフィの業界用語であったから、簡易版の英英辞典や英和辞典には掲載されていないものがあるし、紹介があっても混乱しがちである。 したがって、その翻訳語としての紹介(日本語)は混乱の極地にある。なにも外来語をありがたがるわけではないが、近代活
2015年12月21日 はじめに この記事は、Web Accessibility Advent Calendar 2015の20日目の記事です。 この記事では、JIS X 8341-3:2010の制定以来、僕がずっと悩んできた達成基準7.3.1.5の日本語での実装方法について、研究した内容を書きたいと思います。 Webアクセシビリティと言うと、マークアップに関する話題がほとんどという印象がありますが、より本質的に「理解可能なコンテンツ」とするための方法を探ります。 Photo credit: Chasing Daisy / Visualhunt.com / CC BY 達成基準の内容 まず、達成基準7.3.1.5とはどのような達成基準でしょうか。WAICによる日本語訳には以下のように書かれています。 3.1.5 読解レベル: テキストが前期中等教育レベルを超えた読解力を必要とする場合は、補
プロジェクト概要¶ リーダビリティーとは文章の読みやすさのことです。 リーダビリティー・リサーチ・ラボでは,日本語の文章の読みやすさを測定する指標を構築し,誰でも簡単に使えるツールを提供します。 研究費交付および特許¶ 特許第5322047号(文章の読み易さ評価システム)本ツールにおける学年判定式は所有権を有しています。 平成 18 年度長岡技術科学大学学長裁量による研究助成金分類( B )基礎的研究・萌芽的研究 研究代表者・柴崎秀子『日本語リーダビリティー測定ツール開発のための基礎研究』 平成 19 年度長岡技術科学大学学長裁量による研究助成金分類( B )基礎的研究・萌芽的研究 研究代表者・柴崎秀子『リーダビリティー公式の構築-やさしい日本語で安心を確保-』 平成 19 年度~平成 20 年度科学研究費補助金基盤( B )課題番号 1930277 研究代表者・柴崎秀子『日本語リーダビ
「可読性」という単語があります。簡単に言えば「読みやすさ」です。ここでは出版物の可読性、中でもデザインに関わる、レジビリティを中心に考えてみます。 PDF(可読性) (『編集デザイン入門』〔07年、出版メディアパル刊〕より) 重複するものもありますが、縦組・横組、文字の大きさ、書体、字詰と行間、用紙の色とインキについてなどの大枠は、上記 PDF をお読みください。 ここでは、もっと広く「読みやすさ」を考えていきたいと思います。 1――読みやすさの研究と出版文化の継承 2――「読みやすさ」に関する共通の認識を 3――「読みやすさ」を判断する条件 4――2つの「可読性」 (リーダビリティとレジビリティ) 5――可読性と可視性の違い。そして紙の色 6――タテかヨコか、生理的には横組が優位 7――デジタル出版物の見せ方 8――ディスレクシア(読字障害)について
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