2016年6月10日のブックマーク (1件)

  • なぜ、モハメッド・アリはリングを離れても広く愛されたのか

    同年代の「大ヒーロー」墜つ あの輝きは何だったのか。直接、モハメッド・アリ氏を見たのは、1996年7月19日夜のアトランタ五輪の開会式だった。もちろん、オリンピック・スタジアムの記者席からは豆粒ほどにしか見えなかったけれど、パーキンソン病で震える手で聖火に点火したアリ氏に対しての、満員8万5000の大観衆の驚きと称賛と感嘆が交じりあったようなどよめきと拍手の渦を忘れることはできない。 なぜ、アリ氏はかくも様々な世代の、世界中の人々から愛されていたのか。1960年ローマ五輪の水泳銀メダリストで、共同通信時代の大先輩、石井宏さんはこう、説明する。石井さんはボクシングも25年間、取材した。アリ氏の試合のテレビ解説もしている。 「同世代の大ヒーローだよ。あるドクターから、とにかく卓越した、しなやかな筋肉の持ち主だと聞いたことがある。言葉も豊富。リングで“おれは偉大だ”という半面、裏では対戦相手にす

    なぜ、モハメッド・アリはリングを離れても広く愛されたのか
    tessyu
    tessyu 2016/06/10