赤羽の某所にある、閑散としたシャッター通り商店街の中に、 長年閉まったままの美容室がある。 その外観から、おそらく、とっくの昔に潰れたと思われる。 しかし、ある日の深夜通りかかったところ、 なんと美容室のシャッターが開いており、 中で老婆がドライフラワーを売りさばいていた。 (どうみてもただの枯れた花なのだが) 「ドライフラワーくださーい!」 早速接触してみた。 ぱっと見、可愛らしい優しそうなお婆ちゃんである。 ドライフラワーを100円で購入。 売れたのがやたら嬉しかったのか、 お婆ちゃんは堰を切ったように身の上話をし始めた。(勝手に) 「うちの隣の○○屋の主人は殺人犯なんだ!私んとこの大家を毒殺した後、 私にも毒を盛って殺そうとしてきやがった!警察に言っても動かないから 私が一人で戦って追い出してやったのよ!!」 「屋根裏に26歳の男が住みついている!その男が私にクスリを盛って、 昏睡強
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