長野県富士見町でブリーダーの男性が飼育していたオオカミ犬2頭が11日、おりから逃げ出しました。警察などが出て捕獲作業にあたり、犬は通報から20時間近くたった12日午後、捕獲されました。 警察によりますと11日午前6時すぎ、長野県富士見町でオオカミ犬2頭がおりからいなくなっていることに飼い主であるブリーダーの男性が気づきました。 午後6時半ごろには近くの住民から「犬が道路を歩いている」と警察に通報があり、12日朝から警察や町の職員などおよそ50人が出て捕獲にあたりました。 2頭はいずれも体長およそ1メートルの3歳のメスで、飼育していた敷地内の林にいるのが見つかりましたが、オオカミ犬は臆病な性格で警戒心が強く、人が近寄ると逃げるため、捕獲作業は難航しました。 そして、網やさすまたを使って追い詰めるなどして、通報から20時間近くたった12日午後2時すぎ、2頭とも捕獲されました。 飼い主の60代の