ホテルの窓から顔を出して、往来を眺めていた。道路脇に黄色のタクシーが停まっていた。窓が開いていて、客待ちをしている運転手の姿が見える。客待ちをしながら横に立っている男とおしゃべりをしているようだった。 この国では地域ごとにタクシーの色が決まっているようだ。西ベンガル州の色は黄色だった。でも、地元の人たちはそれほどタクシーを利用しているようには見えない。地元の人にとってタクシーはちょっと高い乗り物なのだろう。最も利用されているのは今でも人力で動くリクシャーだ。
![黄色のタクシー | 旅と写真とエッセイ by オザワテツ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cd1e72a70dc20d0260ab9d1837543acfc41382cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fawazo.com%2Fphoto%2F2011%2F5700-PT262759HDR.jpg)
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