この辺りは古くからの繁華街で古い町並みが残っていた。路地があちらこちらに走っていて、興味をそそられる。路地に入って行くと女性の後ろについて、僕も路地の中へと足を踏み入れることにしたのだった。 路地は壁に挟まれていて、とても狭い。入り口には自転車が停めてあって、反対側には箱が無造作に置かれている。そして僕の前を歩く女性はどんどん奥へと進んでいく。しばらくすると、女性の姿が忽然と消えた。この路地の建物のどれかに入っていったようだった。
路地へ入っていく女性 | 写真とエッセイ by awazo.com
この辺りは古くからの繁華街で古い町並みが残っていた。路地があちらこちらに走っていて、興味をそそられる。路地に入って行くと女性の後ろについて、僕も路地の中へと足を踏み入れることにしたのだった。 路地は壁に挟まれていて、とても狭い。入り口には自転車が停めてあって、反対側には箱が無造作に置かれている。そして僕の前を歩く女性はどんどん奥へと進んでいく。しばらくすると、女性の姿が忽然と消えた。この路地の建物のどれかに入っていったようだった。
路地を進む鮮やかなサリーをまとった女性 | 写真とエッセイ by awazo.com
ひとり路地を歩いていると、僕の横を若い女性が追い越していった。急いでいるようで、小走りだ。その若い女性は鮮やかな水色のサリーを纏っていて、サリーの裾をヒラヒラとさせながら歩いている。颯爽としていた。背中を眺めている間も、女性はどんどんと路地の奥へと進んでいる。 路地の奥の方には数人の男たちが屯しているのが見える。中には女性のことを見ている男もいる。女性と男たちが知り合いなのかどうかは分からない。いずれにしても、颯爽と歩く女性は狭い路地で注目を集めつつあるようだった。
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BOXMAN fotologue: standing in the alley - 路地に立つ
