町の横を流れるナムカーン川に粗末な橋が架かっていた。竹で出来た橋だ。とても簡易な造りなので、水嵩が増えたら流されてしまうのではないかと心配になってしまう。事実、この竹橋は雨季になると取り払われてしまうのだという。 そんな橋を上の方からぼんやりと眺めていた。夕暮れ時だったので、多くの地元の人が橋を渡っているのが見えた。そのうち、袈裟を纏った三人の僧侶も橋を渡りだした。お寺でのお務めを終えて、家に帰る途中なのだろう。
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