とある家には木製の格子があって、そこにはヒルガオが巻き付いていた。そして、花を咲かせていた。紫色のヒルガオだった。真ん中には立派な雌しべも見える。花びらの奥からひょこんと頭を出している。自らの花粉をばら撒く準備はもう既に整っているようだ。でも、残念なことにこの花には花粉を運んでくれる昆虫の姿は見当たらない。雄しべはじっと、いつ何時やって来るかわからない昆虫がやって来るのをじっと待っているのだ。 ちなみにヒルガオの花言葉は絆だそうだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く