●Bindingマークアップ拡張の書き方 これまでの例では、Bindingマークアップ拡張を単に「{Binding X}」というように記述してきたが、Bindingマークアップ拡張にはさまざまなプロパティがあり、データ・バインディングの挙動を細かく設定することができる。以下、主要なものをいくつか紹介していく。 ○データ・バインディングの向きとタイミング Modeプロパティで、データ・バインディングの向きとタイミングを指定できる。Modeプロパティに対して設定できる値は以下のとおりである。 OneTime: UI要素生成時に一度だけ、ソース・プロパティの値を読み出してターゲット・プロパティに与える。 OneWay: ソース・プロパティが変更された際に、ターゲット・プロパティに変更を反映させる(逆は行わない)。 OneWayToSource: ターゲット・プロパティが変更された際に、ソース・プ
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